「サービス性質」のお話

社会福祉法人善光会
サンタフェ総合研究所 小林 宏気

 

介護がサービスであるというお話は以前しましたが、
今回は、サービスの「性質」について書きたいと思います。

モノとサービスは、

「形があるかないか」
「在庫ができるかできないか」
「所有権の移転があるかないか」

など、色々な違いがありますが、

サービスは、「無形性、非均一性、不可分性、消滅性」の4つで説明ができます。

「無形性」は、サービスには形がないということです。
「非均一性」は、誰が提供するか、いつ提供するかによって品質が異なるということです。
好きなタレントとの握手と、となりのオジサンとの握手は異なりますね。
「不可分性」は、生産と消費が同時になされ、切り離せないということです。
散髪は、髪を切るというサービスを受けると同時に、髪は切られますね。まぁ、当たり前ですね。
「消滅性」は、貯蔵ができず、在庫が持てないということです。
これは不可分性の性質からもわかります。

この他にもいろいろな性質がありますが、これらが代表的なものです。

 

介護もサービスです。これらの性質をひとつの視点としてみてみると、
いろいろなことが見えてくるかもしれません。

 

「科学的な根拠に基づいた介護」が言われていますが、
これらのサービスの性質をおさえたうえで、考えることも必要ではないでしょうか。

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